このレビューはネタバレを含みます
象がかわいい。
ほんとすごい癒やされた。
風景も綺麗だった。
主人公のおっちゃんも優しくていい人。
どこか悲しげな象やホームレスの男性やオネエさん達に自分を重ねたのかなぁ。
おっちゃんは象を故郷に帰してやりたいと同時に自分も帰りたかったんだろうな。
でも故郷はすっかり変わってしまってて、しかも象に関する衝撃の真実も…。
現実はなかなかに厳しい。
切ないわ。
だから最後の奥さんの言葉で本当に救われた気がした。
ホームレスの男性の遺骨を元彼女がバイクに乗って運ぶシーンもよかった。胸にグッときた。
オネエさんの去っていく後ろ姿にもじ〜んとなった。
最後象はどうなったのかな?
銃声がしたのでもしや…。
派手さは全くない、ストーリーも特にどうということもない、でも何故か心地よくてどこか懐かしくて、じんわりと心に染み込んでくる感じ。
こういう映画好き。