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判決、ふたつの希望のおのレビュー・感想・評価

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)
4.1
謝ればいい、許せばいい、しかし民族が、宗教が、政治が、傷ついた過去がそれを許さない。
僕たちがニュースで見ているパレスチナやレバノンの問題はこのように重くのしかかるのかと、気付かされた。

喧嘩両成敗とか、お互い傷ついてるとかそんな次元ではなく、互いの民族は傷つけあった過去があって、その過去は負の遺産として互いの血に流れ続けてる。
最後の判決、2-1で割れていることがそれを表しているのだろう、、、、
でも、それも理解した上で、すべて乗り越えて、ありがちな言葉ではあるが“新たな時代へ”一歩踏み出す映画だ。良かった。
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