ジグソウボーン

判決、ふたつの希望のジグソウボーンのレビュー・感想・評価

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)
3.7
始まりは些細な事
小さかった事が段々と規模を増して行き、最後には手がつけられないくらい大きな事へと発展する

まだ火が小さい内に消火すればいいだけのこと
でもそれが結構難しい
互いに火をつけたのはお前の方だと思っているのだから 正義は自分の方にあると確信しているのだから

ではなぜ自分こそが正義だと人は思い込んでしまうのか
その答えは簡単だが、それを伝え合うのは一番難しいと思う


これはレバノンに限った話ではない実に普遍的なストーリー
社会派映画のお手本のように感じた

膨大な量の情報(複雑)を非常にコンパクト(単純)に伝えている素晴らしい映画

法廷劇独特の緊張感もちゃんとあって文句無し