判決、ふたつの希望の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「判決、ふたつの希望」に投稿された感想・評価

KIRIN

KIRINの感想・評価

4.6
我々が知っている中東の問題は本質を得ているのだろうか。
ニュースや新聞、ネット記事で見る中東問題は表面的な問題であり、本質を突いてはいないのかもしれない。人種、民族、宗教、移民、そして戦争の歴史。日本人がどれほどに理解をしているのだろうか。

社会風刺としてよくまとめられている、かつヒューマンドラマとしても魅せられる映画だった。

この映画は今を生きる者ならば、観て知っておかなければないらないと思う。
むら

むらの感想・評価

4.0
映画で見てたら世界史好きになるよね
あぷ

あぷの感想・評価

4.0
中東の歴史的背景や政治には正直詳しくない。
しかしこの些細な口論から始まる憎悪の連鎖は、程度の差こそあれ身近な問題として考えさせられた。
まるで自分が傍聴席に座っているかの様な錯覚に陥るクライマックスに感動必至の大傑作。
makoto

makotoの感想・評価

4.3
『判決、ふたつのきぼう』


現実問題としてさまざな国で、民族や宗教の違いによって紛争やテロが起きている世の中に対して訴えかける『テーマ』を強く感じました!
テロップで映画内の判決なとは『レバノン政府としての意見ではありません!』っと注意書きを出していたので、そのくらいデリケートな問題を映画にしたんだと思われます。


比較的に紛争の少ない日本人の私でも、映画を見て問題意識を感じたのでレバノン映画としてあまり例のない、映画賞を受賞した理由が分かりました。


パレスチナ問題は、非常に大きな問題だと知っているつもりでしたが、私が思っているよりもっと根深い問題のようです。
日韓の問題と似ているのかもしれないと思いました!
どの問題も民族間の複雑な歴史があっての話なので、正直に言って世の中にある紛争が全て解決するのは不可能だと言えます。


だた、何人だとか何教だとかで人を判断し差別をしたり攻撃的・威圧的な態度をとる事が一番やってはダメなことだとコナの作品で言われた気がしました。

何人にもどこでも善人・悪人は存在したす。
見極める目を持って誠実に人と接することが大事ですね。


是非、ご覧ください。
一庶民が政治に巻き込まれていく様子がなんともリアル😭

それぞれはみんな良い人なのよなぁ。

考えさせられるめっちゃ良い映画でした。
普段は「配慮」して口には出さない、そんな感情って誰の心にもあるだろう。
キッカケは些細な口論に過ぎなくても、それが人種差別というフィルターを通して拡散すれば国をも揺るがす大事態にもなり得る…そんな実話に基づくストーリー。映画の公開にあたり国家や政党からの圧力が凄かったらしいです。


多くは語らず、深い怒りや憎しみ、悲しみを表情で伝える主演2人の名演は見応え十分。2人の対立が周囲を巻き込みあれよあれよという間に法廷闘争へと進む緊張感のある展開も、テンポ良く描かれているので観ていても疲れない。
それぞれに付く弁護士の法廷対決もある意味、興味深く、めちゃめちゃ惹き込まれました。


相手を許したり抱き合って和解するということではなく、ただ、相手も『自分と同じ人間である』という認識をしっかりと持つことにより、不毛で無意味な対立もすこしは少なくなるのでは…
重いテーマを扱った物語の終わりが爽やかな後味である意外性に…そんなことをふと考えた。


自分における過去の苦い経験はそれを克服できずに放置していると、それに似た出来事に対して、自分の意思に関わらず心が過剰に反応してしまう…

忘れずに前に進むって難しい…
kiko

kikoの感想・評価

5.0
個人同士の些細な喧嘩が国をも巻き込む大事件に。レバノン内戦、パレスチナ難民、異なる宗教に民族。現在も、多分これからも解決は難しい民族間の問題を背景に撮られたこちらの作品素晴らしかったです。裁判所以外での2人のやりとりに(´;ω;`)ウッ…
全体を通して難しいテーマを扱った作品でした。
民族、宗教、政治、国の歴史などこの辺りの知識があれば色々と考察できるんだろうと思います。

二人の人間による些細なトラブルが、色々な人を巻き込んだ法定での争いになっていきます。
最初は単純にお互いが譲歩していれば思っていましたが、おそらく考え方など色々な要因があるのかなとも思います。
難しい。
ただ、人と人の悲しみの理解が救いになるかもしれない。