初レバノン映画。めちゃくちゃレベル高いです。
監督さんが「レザボアドッグス」からずっとタランティーノの元で撮影助手をしていたと聞いて納得。
日本人の私には難民問題については何も言う資格がないのです…
こういう人種、宗教問題は、私自身は疎くて理解し難い事なのですが、彼らにとっては大問題なのだよね…🤔
法廷物で息を呑む展開が続きますが、勝つ為に職務を全うしようとする弁護士同士がヒートアップしてしま…
このレビューはネタバレを含みます
とても価値のある時間だった。
映画を観たからと言って私に何かが出来るわけでは無い。
ただ、知る事は出来た。
こんな気持ちにさせてくれるから私は映画を観続ける。
外国の情勢に疎くたって関係ない。
…
かなり見応えのある作品。
双方の感情は理屈だとか偽善を超えていて、それぞれが主張する感情も正当性も分かるからこそああいった内容に判決を下すのはかなり難しいことだと思う。
「たった一言謝ればいい」と…
判決とはそういうもの。。。
新しい時代へ一歩踏み出せた。
男性のプライドの高さ、粗野や暴言、暴力など国民性なのかと思ってしまったけど、歴史的な必然性が隠れていたのだと知った。
まさに、百聞は一見…
日常生活のとっても些細なケンカが、国をも巻き込む大きな訴訟につながってしまうんだな。
なぜそんなにも頑なに謝罪を拒むのか、そして車を直してくれたトニーにお礼も言えないパレスチナ人。どういう教育受けて…
住民と修繕業者のいざこざが、レバノン パレスチナ問題に発展するという、「謝罪の王様」をシリアスに不安定な中東問題に置き換えたような作品。
というと難しそうに感じるけど、それぞれの個人の背景がよく描…
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