ゆりな

グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブルのゆりなのレビュー・感想・評価

3.7
「Mommy/マミー」の息苦しい切さ、「わたしはロランス」の色彩の豊かさに感動して、どこかへ走り出したくなって、「たかが世界の終わり」では、また息苦しくなって。

どれも忘れられない感覚だ。予告を観ただけでも、その時感じた気持ちが蘇ってくる!これってドラン映画ならではだと思う。

世界が羨む若き天才監督のドキュメンタリー。「タイタニック」が好きなのか。
その実体はいたって真面目だ。作品のようなエキセントリックさもなく、いたって真面目。むしろ「普通すぎないかな?」と気にするほど。
みんな彼のエピソードを変に持ち上げるわけでもなく、率直な感想なところが◎

「Mommy/マミー」の画面が開けるシーン、カンヌ国際映画祭で大喝采だったそうで。今後誰にも真似できないんだろうな。
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