衣装、カメラワーク、照明、演技、すべてにおいて彼のセンスと才能が爆発していることがこのドキュメンタリーでわかる。
ドランの初期作品はまだ観てないものがいくつかあるからぜひ観たい。ついでに一度観たものもまた観返したくなった。彼の作品は心で何度でも味わいたくなる作品が多い。
俳優としての彼、監督としての彼、グザヴィエ・ドランという人間そのものが非常に興味深く気になる存在である。
「自分の道を進めば、本物の仲間がわかる。家族を作っているんだ」という言葉が、グザヴィエ・ドランという人をそのまま表しているように感じた。