この世界にずっと浸っていたいと思った。
2年前に講義の関係で訪れたとき、朝ご飯屋さんに友達に連れて行ってもらいそのあまりの美味しさに感動したこと、当時の私は英語が話せなくて(今もあまり話せないけれど)苦い思いをしたこと、そんな台北での思い出が蘇ってきた。
気分が落ち込むから雨が降る日は好きじゃなかったけれど、雨の日にこの映画を映画館の大きなスクリーンで観れて本当に良かった。ズンズンと響くベース、ドラムの音に夢中になる。
これからは雨の日にこの映画を思い出して雨の日だって楽しくなりそう。
「人との距離が近すぎると愛し方を忘れる」
「人との距離が近すぎると衝突してしまう」
あるがままの、現在(いま)の台湾が描かれていて、台湾にもう一度行きたい、あるいはここに住みたい、と強く思った。
「どこまでも孤独、どこまでももろく、どこまでも強く。」