キャラデザインやバンド・デシネ風な背景や動作などの作画全般の柔らかさが特徴的で、その柔らかさでグロやスプラッターやバイオレンス描写を中和することが印象的に。
キャラ構築や初期に中枢を省略するシークエンスは、好みは分かれると思うが、声優陣も通常の役者を使うことが良く、キャラと背景の構図が絶妙でクオリティも高い。
ブッ飛んだ設定や展開は良いのだが、プロットにもう一捻りが欲しい。ゴキブリや汚い背景などの一部アイテムやポイントが受け付けないことがあったのは残念だが、制作中の楽しさが垣間見れるような反映を感じたり、妥協しない独特な世界観に感心する。