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悲しみに、こんにちはのmsyのレビュー・感想・評価

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)
4.0
ごちゃごちゃした画で始まって
フリダの状況が飲み込めず
これは寝てまうかもぉ…
とか思っていたけども、
何だかんだ子役の吸引力で見入ってしまって
続いて登場するアナの可愛さに
心撃ち抜かれてもうメロメロ。

フリダとアナのお店やさんごっこのとき、
可愛すぎて死ぬかと思った。
フリダ、ビッチなお客様役、
アナ、ホール担当!
都会の子はキャベツとレタスの違いが
分からないシーンも傑作涙
キャベツがゴロゴロ、ゴロン、ゴロン、
立ち尽くすアナ。
可愛すぎるでしょ、何回でも言います。
可愛すぎる。
あと、子供たちの水着がハイレグ過ぎる、
可愛すぎます、はい。
普通にパンツ一枚とか子供たちが
伸び伸び遊んでてちょっとドキドキしたけどね。

主には育ての親の方に感情移入して
あーこれはブチ切れて
全部ボイコットしたいやろな。
と思いながらも、
1つ屋根の下にいる以上、
いいことと悪いこと繰り返し繰り返しで
ちょっとずつ、いいことの思い出が増えて
悪いことへの免疫がつく様子が尊い。
例えば結婚だって他人と関係築く努力の場、
誰もが誰かのどこかに重なるはず。

フリダはほとんどの場面で仏頂面だけど
このポスターの笑顔を見てるので、
まぁ、つらいエンディングでは
ないんだろなと思いながら見られた。
でも本当のエンディングはフリダの
笑顔満開ではない!
ああ!こう来るか!
素晴らしい締めくくり!

フリダのお母さんの病気は何なのか
ピンと来ず、あとで調べて知った。
当時のスペインの社会情勢を
知ってると、分かったんだと思う。
あと、スペインのあのお祭りが独特!
でっかいおめんかぶっていわるゆシュールな踊り、もう一回言います、独特〜!
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