悲しみに、こんにちはの作品情報・感想・評価

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「悲しみに、こんにちは」に投稿された感想・評価

haikei

haikeiの感想・評価

4.1
自分がまた小さい頃、自分の悲しみや苛立ちを分かってくれない大人に抱いてた感情を思い出す。今は大人になり、分かったようなつもりでいるけれど同じような感情は今も持ってると思う、ただ理性が働くだけで。繊細な心の揺れを丁寧に描いたとてもいい映画だと思います。
《2018年57本目》
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(2018.12.5 飯田橋ギンレイホール)
Sayoooo

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1993年、病気で両親を亡くした少女のお話。

時代背景からもあの病気であることは明らかで、それはなんとなく子供にも違和感を与えるんだなって、、、

フリダは決していい子ではないけど、それでも一生懸命で人間の本心的な愛されたいという姿が心がぎゅっとなる。

最後までなんてことないわがままな子の話なのが一転する。

家出を諦めるシーンはかわいかった。
役者に完全にセリフや動きが入ってて、ポンってカメラ渡されても同じ画を取れる気がしない。

監督の自叙伝らしいけど、そのまなざしが違う。
jumo

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3.9
両親が亡くなるという状況は悲劇的で非日常だけど、死を嘆くよりこれから暮らす環境に順応することを本能的に優先しているフリダが人間くさくって世知辛い
ラストシーンで初めてフリダが泣いて、ああマルガが口うるさかったのもフリダが自分が愛されてるか不安だったのも全部無駄じゃなかったんだなあと涙…
えいじ

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3.0
意外と陽キャ
chan

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4.0
わたしはフリダのような環境とは全く違う幼少時代を過ごしたけれど、彼女の、泣きたくてたまらなかったであろう1993年の夏を一緒に経験して、懐かしさと切なさと寂しさと心地よさにわたしも胸がいっぱいになった。

安心して涙を流せる場所が彼女にあって良かった。彼女の悲しみを抱きしめてくれる人達がいて、本当に良かったな。

それにしてもフリダもアナも一挙手一投足が可愛すぎて、悪戯も我儘も、今思えば全てが愛おしかった。
ryosuke

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3.8
サガンの有名な小説みたいなタイトルだけど、特に関係はなし。

フリダという少女が両親を失って叔母の家族に預けられてから、その触れ合いやぶつかり合いの中で徐々に本当の家族のような温かみが生まれる過程をカタルーニャの片田舎でのひと夏を通して描いている。

目立ったストーリー展開はないものの、子供達の表情や大人の対話にじっくり焦点が当てられ、じわじわと感情移入させられる感じ。

フリダのわがままは、単に甘やかされて育ったことによるわがままでもあれば、母親を失ったやり場のない感情を表現するためのものでもあり、叔母の家族も親代わりとしてわがままを諭しつつ、フリダの辛さに寄り添っていく。

叔母が生理で休んでいるときに、自分の母親のと同じように病気なのではないかと不安になってフリダが叔母に尋ねるシーンはフリダの心の変化、叔母への歩み寄りが感じられてとりわけ印象的だった。

最後は本当の家族のように、従姉妹のアナも一緒にじゃれ合うシーンで、突然フリダがこの映画で初めて大泣きし始める。叔母家族との信頼関係が生まれ安心したからこそ、悲しみという感情がオープンな形で表れた、といったところだろうか。

お父さんがサッカーのスペイン代表の中盤でいい感じにボールキープしてそうな顔だった。
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