このレビューはネタバレを含みます
インフィニティサーガ完結編。
このオープニングクレジットも最後かと思うと寂しい...!!!!
大きな宴の後の、締めのラーメン的位置付けの作品かとおもいきや、これがまた最高に美味しい逸品だった!
先ずなにより、ヴィランのミステリオがめちゃくちゃ魅力的!!最先端のテクノロジーで幻影を見せる。スタークへの逆恨みと貪欲さをなんともライトに描いており、なぜか憎めない。ヒーロー映画においては、敵がいかに魅力的っていうのは本当重要要素だと思うんだよね。
ヴィランであることはわかってたけど、えっマルチバースが実写でもついに..??!!!!と思ってたら、それすらもフェイクだったんかーい!と。笑
今回のミステリオの登場で、全実写を通して、初代シニスターシックスがひとまず全員登場したことになりますね。
今までのスパイダーマンの中でも特に若く幼きヒーローは、青春も謳歌したい一方でトニーの死に傷ついた心は立ち直れず、重圧に苦しむ。その辺りの描写のバランス感も良かった。
今までにないヒロイン像のMJは相変わらず掴めないし陰キャっぽいし独特な雰囲気の女の子だけどやっぱり素直になって笑うと可愛い。
そしてキスシーン!!!こっちが照れ臭くなるような青さ!
そして最大のサプライズに、J・K・シモンズが!!!(デイリービューグル社の編集長)!!
なんかはげになってたけど!笑 ここが一番興奮した!!笑
編集長といいマルチバースといい、ファンをちょいちょい刺激してくるような絶妙さも持たせつつ、見やすくエモく時には笑えて...
ファーフロムホーム、最高でした!