このレビューはネタバレを含みます
『ホームカミング』の続編だけでなく『エンドゲーム』の続編としても完成度の高い傑作だと思う。
『シビル・ウォー』でトニーと両親の関係を示す"前フリ"として使われたあのメガネ型の装置が3年後、こんなに重要なアイテムとして再登場するなんて思わなかった。
映画本編のストーリーの骨組みは『アイアンマン2』と似ていたが、これもスパイダーマンが"次のアイアンマン"になるための試練ではないかと思った。
順調にいけば続編では『アイアンマン3』を骨組みとしたストーリーになると思うので、ぜひサム・ライミ版、マーク・ウェブ版スパイダーマンを異次元から呼び出して実写版『スパイダーバース』にしてほしい。そうすれば『アイアンマン3』のホームパーティー・プロトコルを超える"スパイダーマン アッセンブル!"シーンが実現するはず!
新スーツ作成のシーンで流れる"あの曲"が、トニーを思い出させ、テンションが上がると同時に少し寂しい気持ちになった。
こういうMCUとの繋がりがあるところはファンとして嬉しいポイント。
最後にはジェイムソンも登場!(演じるのはサム・ライミ版と同じJ・K・シモンズ!!)
これには驚いた。
FFHが大傑作だったので、EG後のMCUも安心だと思った。