Akiyoshi

スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのAkiyoshiのレビュー・感想・評価

4.4
MCU映画の上映時間を全て足すと、ちょうど本作品で「3000分」らしい。そこまで計算されたユニバース作品のフェーズ3ラストを飾るスパイダーマンファーフロムホームは終わりと始まりを魅せる大傑作であった。

あの大傑作「アベンジャーズエンドゲーム」の余韻。だけでは無く、本作品を経てエンドゲームの「あの人」の物語が完結する。MCUのピーターはホームカミングの時と同様に「あの人」のツケを支払わされる。結局のところ、「あの人」のせいである。テーマが「継承」であるか定かでは無いが、一部にはあった。その継承において前任のケツを拭くのも下の役割であることを暗示している内容は好き。部下が上司と同等、いやそれ以上の結果を求められる事態は現実社会でもあるが本作品ではそれが起こる。突如訪れる急激な変化に対応して、自分がどうにかするしかない。周りに頼りたい思いや、受け入れたくない環境を超えるために決意するピーターは意識しなくても「あの人」と似ている。

「親愛なる隣人」が世界に羽ばたく時が来た。