ノー・ウェイ・ホーム復習。
最高のヒーロー映画ここにあり。
ヒーロー映画としてアクションも素晴らしいし、青春映画として淡い恋愛描写も素晴らしく、ヨーロッパの綺麗な風景の描写沢山でもう文句無しの満点映画。
なぜ「アベンジャーズ/エンドゲーム」じゃなくて今作がフェーズ3の締めなのか。壮大な宇宙大戦の後付けぐらいかなと最初は思ったけどインフィニティサーガの後のMCUの可能性を感じさせるこれまた素晴らしい作品でした。
「エンドゲーム」の余韻から抜け出せない観客と一緒でまだ指パッチンやトニーの死から切り替えられていない描写を入れることでインフィニティ・サーガに惜別しながら、新たなヒーローの誕生を入れるというもう凄すぎるよマーベル・スタジオ。
この要素を抜きにしても一本の映画としても完璧で、ライミ版「スパイダーマン2」でのヒーローとしての責務と私生活の間で揺れ動く様を絶妙に表現していたと思う。
そして大大大好きになったミステリオというキャラクター。登場曲からカッコ良すぎるんだけど映像技術の素晴らしさ、そしてジェイク・ギレンホールという完璧な配役。そのニッチさが絶妙でした。
そしてエンドクレジット、まさかこういう方向に持っていくとは。ピーターと同じリアクションを取ってしまいました。
いざ、ノー・ウェイ・ホーム！！！
