このレビューはネタバレを含みます
Filmarks試写会にて。
中盤からずっと怖かった。あの親父がいつかはジュリアンに手を出すんじゃないかとずっとドキドキ。
ジュリアンの表情で親父の怖さがひしひしと伝わってきました。
ただ個人的にこの映画は男と女の恋愛の「最たるもの」だと思った。よく言う、女は気持ちがなくなった途端にスパッと割り切れるのに男は未練タラタラだ、と。それの「最たるもの」。
ジュリアンに対する親父からの愛を感じなかったのがその理由の一つ。
最後もずっと「ミリアーム!ミリアーム!」言ってましたから。
この親父はまだまだ全然妻に未練タラタラなんです。とにかく好きなんですよ。抱きたいんですよ。
それが最後の銃をぶっ放して、玄関のドアをぶっ壊してでも親父は妻に会いたいという究極の愛の形だったのではないかなぁ〜と思ってます。
ジュリアンを通じて妻との接点を持ちたかったんじゃないかな?
孤独が嫌だったのでしょう。