伏見の剛力

劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-の伏見の剛力のレビュー・感想・評価

3.3
普段このようなドラマからの邦画は絶対映画館に行かないんですがハリー・ポッター死の秘宝Ⅱまでやアイアンマンからインフィニティ・ウォーまではほぼ映画館で鑑賞しています。

つまりリアルタイムで作品と共に成長してきた訳ですがこのコードブルーもドラマファーストからサードシーズンまでなぜか見ていて上記の3作品は偶然にも10年続いてるんですね。

映画化を知った時は金の臭いしかしないと悪態をつきましたが想像以上に臭かったですね。

まあ2時間で起こる事故の数々、余命僅かの花嫁や鉄パイプが刺さる父親や脳死の男性や頭に包丁が刺さった母親など数ヶ所で起きてるんですね。

ドラマ4話分を一気に映画に詰め込んだ脚本はまるでボリューミーな鳥豚牛
魚のミックスグリルで消化不良に陥ります。

なぜ海猿のように一ヶ所で複数の事故を起こさなかったのか流れ作業のように次々に話が展開していきます。

少なくともコードブルーは今まで患者を通して主人公達は成長してきたはずですが今回に限って患者は主人公達の心理描写を見せてただきっかけを与えているだけでしかありません。
ドラマファンはこの緩急の無さでドラマ1話1話以上に泣けたのでしょうか。

冴島の結婚するかしないかではなく結婚式を挙げるか挙げないか、クールな新人フェローの身内問題、脳死の男性がどう物語に絡むのかと思いきや椎名桔平の橘先生の息子が登場というサードシーズンの延長線上の演出や、藍沢が○○してガッキーこと白石先生が涙するんですが白石先生はそんなことで泣きませんよ。
ドラマ見てきた私が言うんですから間違いありません。泣きませんよ。

まだまだありますが冴島と藤川が結婚するのは嬉しいことですし戸田恵梨香も演技うまいですし藍沢の10年間お前達とほとんどを過ごした。お前達は俺の○○だにはとうとう来たかと思いを馳せたものであります。
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