わんだふる

劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-のわんだふるのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今までのシリーズの総まとめっていう感じだった。だけどストーリーもちゃんとあって、次世代に繋いでいくって感じが見られてよかった。
たぶんこの作品がラストだろうなと思っていたので、映画を見る前は誰かに焦点を当ててそれ以外の人が脇役的な立ち位置だったらどうしようと思っていたけど、フェローも含めて全員話の流れに参加していて、且つフェローの成長も見れたのでよかった。だけど、そのフェローたちの成長はシニアドクターがあの人たちだったからこそで、シニアドクターも迷うことがあって戸惑うことがあって、それらを乗り越えてきた結果が今作だと感じられたことが一番よかった。

個人的に藍沢先生が雪村さんや事故現場の息子さんにかけた言葉が印象的で、もしフェロー時代の藍沢先生が同じ状況に陥ったら同じことを思ったかもしれないけど、言葉にしていたかなと考えると微妙だなって思って感動した(笑)言葉自体にも感じるものがあって、雪村さんも救われたところがあったと思う。

最後、みんながそれぞれの場所ではがきを飾ってるのすごいよかった!ヘリの前での藍沢先生の言葉がすべてだと思う。つながっているということの解釈、それを知っている5人の強さはこれから先も変わらないんだろうな。

この作品、シリーズ、映画に出会えて本当によかった。