ドラマは一切見ないでの鑑賞。日本映画の枠にキッチリ収まった興行収入に重きを置いた作品と感じた。
いくつかのエピソードを織り交ぜながら「ドクターヘリ」乗員の救急救命士の仕事と日常を描いてる。しかしドクターヘリにほとんど焦点が無く移動手段にしか感じなかったのでタイトルは少し違和感。
近年、テレビドラマを、後に「劇場版」として映画化する作品が多く作られているが、内容がなぜ映画にする？な作品が多くて、純な映画ファンは萎えてきてると思うのは私だけでしょうか・・？
本作においても、本当の現場はもっと泥臭く汗まみれであるはず。ヤマピー演じるドクターもかっこよさに徹するのでなく、もっと人間の温かみが出ればいいと思うんだけど、笑顔のひとつも出せない役設定とはいかがなものか。共演者のキャラ設定とはかけ離れてクールな役柄、しかし主役なので鑑賞後のモヤモヤが残り少し残念。
売れるなら・・という製作側の事情とジャニーズアイドルのコラボでヒットはしたけど、もう少し違う方向性の作品作りに期待したいところです。
