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共犯者たちのmhのレビュー・感想・評価

共犯者たち(2017年製作の映画)
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政府によって行われたマスコミ掌握の実態と、それを糾弾する韓国のテレビマンたちのドキュメンタリー。
李明博大統領、朴槿恵大統領になると青瓦台がメディアに手を突っ込んでくるようになる。
マイケル・ムーアばりに空気を読まない突撃取材をするのが、この映画の肝でもあるんだけど、クビになったひと自身がそれ行ってるので悲壮感が漂っている。
韓国の熱い国民性によるものなのか、それともジャーナリストの矜持なのかと考えていたんだけど、たぶん権力とメディアが癒着している日本が特別ということなんだろうね。
監督=突撃インタビュアーはこの映画公開の四ヶ月後――2017年12月に復職どころか、MBCの社長に就任してる。
これはハッピーエンドじゃなくて、シニカルエンドってことだよね。
面白かった!
mh

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