とんちゃん

モリのいる場所のとんちゃんのレビュー・感想・評価

モリのいる場所(2018年製作の映画)
3.6
昭和時代の画壇で活躍した熊谷守一の晩年を「南極料理人」の沖田修一が実話エピソードを混じえたフィクションをユーモラスに描く。

熊谷守一ことモリ(山崎努)94歳は30年もの間、家の敷地から出ず隠遁な暮らしを続けてきた。日々過ごす場所は自宅の庭である。そこでは虫、鳥、池の小魚、草木花など庭の自然を眺めて過ごす。妻の秀子(樹木希林)はそんなモリを支えながら暮らしていた。
そんな静かに暮したいと思うも人気画家の由縁か次々と人が寄って来る。

冒頭で天皇陛下がモリの絵画を「子供の絵」と称したり、姪役の池谷のぶえが樹木希林の目の前で沢田研二の「危険なふたり」を口ずさんだり。
もう何か狙っている感じ。
また、モリと秀子の囲碁がオセロなルール。ドリフの誰が好きかで各自熱弁を振るったり、上からタライが落ちるわ笑
随所に笑いを入れてくる。
しかし失笑レベル

山崎努81歳、樹木希林74歳
両名の演技が光る

三上博史も光ったが彼の場合はファンタジーʅ(◞‿◟)ʃ