樹木希林＆山崎努という役者陣による担保というか、セーフティーネットがあるからこそ、なんとか着地できた作品。
この二人がいなければどうしようもなくつまらない観る価値のない作品になっていたかも...。
自宅の庭という狭いようで実は情報量の詰まったモリにとっては唯一の世界と宇宙。
そうした感じは伝わってくるものの、余計な要素をサービスのつもりで取り入れたんだろうけど、作品の質を下げる結果に...（タライとか）
無人くんみたいな宇宙人出すのとか、石井克人の「ナイスの森」のような作品ならやっちゃってもいいけど、本作でそれをやるなら、最初から最後までそういう世界観を統一して観せないとダメなんじゃないのかな！？
昭和の人にしかわからない細かすぎるギャグやオマージュが...
冒頭のジュリーの鼻歌＆樹木希林のくだりとか、元ネタが解った人どんだけいるんだろう!?!?
