きよこ

モリのいる場所のきよこのレビュー・感想・評価

モリのいる場所(2018年製作の映画)
3.8
『生きるのが好きなんだ』

さらりとモリがいう。森のなかで虫と鳥と魚を愛でながら。それを支える妻。生きなおすのは疲れるからもういいと妻が呟く。命に執着してない、達観した仙人みたいな人かと思っていたら、命の姿をずーっと見続けていたいと思う彼。にやにやしながら微笑ましく観ていた。

今日は満席ではじめて補助席で鑑賞。先輩方の笑い声が絶えない!コメディタッチであの『たらい』最高!応援上映みたいな雰囲気だったなあ。

沖田監督の独特の間の取り方に少しじれったくなることもあった。眠たくなったのは3回。たぶん、それも含めて癒しの映画として完璧なのだ。

憧憬やカット割り、キャストのやり取りも大好き。個人的には履き潰された靴のカットが秀逸だった。その人な生きざまが見える視点が好き。プールのシーンは大爆笑。フィットネスクラブあるある(#^.^#)。ゆっくりと人の心を動かしたり満たしたりする、動物たちの描写が素敵だった。ついついありんこをジーっとみてしまうよ(笑)

人生フルーツみたいな予告編にすっかりだまされた。監督にはいっぱい食わされたね。



しかし、樹木希林様はほんとに神様、、、決して鬼ババではない(笑)?