インド映画の家族ものに対して、どこか日本と通ずるところを感じて、高めの点数を出してしまうがこれも然り。
正直、インド映画の家族ものでは去年のIFFJ2016の『カプール家の家族写真』のが何倍も上な感じがするが、本作も決して悪くない。
ただ、起伏に欠けているので、万人受けが難しく、家族ものが嫌いな人は苦痛でしかない映画だと思う。
それでも美化されている部分も多いカプール家よりは結構現実的な路線を描いていて、これはこれでありかなーと。
蛇足に近しい、すごい個人的な意見だが、『マルガリータで乾杯を』などで有名なカルキ・ケクランがやっぱり好きじゃないことを再認識。