裏社会の聖域コンチネンタルホテルでの不殺のおきてを破ってしまった殺し屋のジョン・ウィックは、裏社会を束ねる組織の粛清の対象になる。1,400万ドルの賞金を懸けられ、刺客たちと壮絶な死闘を繰り広げて満身創痍のジョンは、以前“血の誓印”を交わしたソフィアの協力を得ようとモロッコへ向かう。
ジョンウィックシリーズ三作目。
今回もスタイリッシュに、戦う、闘う、闘いまくる。ここまで来るとマンネリ化するのではないかと思うのだけど、銃はもちろん刀にナイフに、素手、ベルト。果てには犬や馬まで使い手を変え品を変えて敵をなぎ倒す。戦闘シーンは相変わらず迫力満点。忍者の様な殺し屋が現れたり、今回は和テイストが多く盛り込まれてるのもちょっと新鮮。とはいえ、流石にお腹いっぱいになり始めたこのシリーズ……。今回は長い時間使った割には風呂敷を広げただけで、大して話が進んでないのがちょっと気になる…。続編も決まってるみたいだし、話が宙ぶらりんになることはないだろうけど、、このシリーズに求めてるのは壮大なストーリーでは無く、スタイリッシュなアクション。余計なストーリーは 物語のテンポが悪くなるし、次回作に不安が残る。あんまりゴチャゴチャさせないで〜。