すとんこ

ジョン・ウィック:パラベラムのすとんこのレビュー・感想・評価

4.0
パンフレット所有(820円)
2D字幕鑑賞

前作で不殺の掟を破ってコンチネンタル・ホテルでの殺しを敢行したジョン・ウィック(=キアヌ・リーブス)が、組織追放&1400万ドルの賞金を掛けられ、世界中の殺し屋から命を狙われるようになったため、あらゆるコネを使って生き延びようとするって話☆

前作からお馴染みの銃撃と格闘を組み合わせた″ガン・フー″や、車を使った″カー・フー″、ナイフを使った″ナイ・フー″に加え、馬を駆りながらの″馬フー″から犬と一緒に戦う″犬フー″、本を利用した″本フー″まで様々な殺人スキルで楽しませてくれます。

タイトルの「パラベラム」の意味は、「平和を望むなら、″戦いに備えよ″」というラテン語の警句の後半部分からの引用らしいです。勉強になります。

で、今回の映画の感想ですが、最高でしたね♪
ストーリーは正直どうかな?っと思う点も少なからずありましたが、それを補って余りあるほどにアクションが最高過ぎます。
本作でのアクションは″殺し″がテーマなので、必然的に殺伐としているのですが、不謹慎ながら、自然と笑みがこぼれてしまうのです。
手際の良い殺し、ユーモラスな殺し、あっと驚くビックリ箱のような殺し、思わず目を背けたくなるような残酷な殺し等々、終始、ニヤニヤが止まりません。書いててなんて酷いこと言ってんだろうと思います。

押さえきれない昂揚感に身を委ねながら、至高のひとときが堪能できる一本(* ̄ー ̄)☆



○キャスト○
ジョン・ウィック:キアヌ・リーブス
ソフィア(旧知の元殺し屋、モロッコ・コンチネンタル・ホテル支配人):ハル・ベリー
ウィンストン(ニューヨーク・コンチネンタル・ホテル支配人):イアン・マクシェーン
バワリー・キング(浮浪者ネットワークの王):ローレンス・フィッシュバーン
ゼロ(現殺し屋No.1):マーク・ダカスコス
裁定人(主席連合の使者):エイジア・ケイト・ディロン
シャロン(ウィンストンの執事):ランス・レディック
アール:トビアス・シーガル
ディレクター(犯罪組織ルスカ・ロマの首領、ジョンの育ての親):アンジェリカ・ヒューストン
首長(主席連合の上に存在する権力者):サイード・タグマウイ
ベラーダ(ソフィアの昔のボス、主席連合のメンバー):ジェローム・フリン
バレリーナ(ディレクターの生徒):ユニティ・フェラン
チクタク男(バワリーの部下):ジェイソン・マンツォーカス
シノビ1(ゼロの弟子):セセブ・アリフ・ラーマン
シノビ2(ゼロの弟子):ヤヤン・ルヒアン
アーネスト(巨人の殺し屋):ボバン・マリヤノヴィッチ



※以下、パンフレット情報

~裏社会の基礎知識~
◼️コンチネンタル・ホテル
ニューヨーク、ローマ、カサブランカと世界中に展開しているホテルチェーン。殺し屋たちに銃器から医者までさまざまなサービスを提供する。中立厳守の聖域で、敷地内での殺人は厳禁。
◼️主席連合
世界の主要な犯罪組織のボス12人から成る、裏社会の最高権威。
◼️誓印
個人間の契約の証。頼み事をする側が血の押印をして相手に渡す。その誓印を持つ相手から逆に頼み事をされたときは絶対に断れない。
◼️金貨
死体の始末を業者に依頼したり、コンチネンタル・ホテルでサービスを受けたりと、あらゆる場面でやり取りされる闇の金貨。裏社会と繋がりのあるタクシーでも使える。

~ジョン・ウィックのプロフィール~
◼️職業
殺し屋。5年前に引退したが、一時的に裏社会に戻った
◼️本名
ジャルダーニ・ジョヴォノヴィッチ
◼️別名
ジョナサン・ウィック
ブギーマン(″闇の男″の意)
ババヤガ(ブギーマンと同じ意味で使われている)
◼️生い立ち
ベラルーシ系の孤児。ニューヨークのタルコフスキー劇場を拠点とする組織ルスカ・ロマで殺し屋として育てられた
◼️愛車
1969年型のフォード・マスタングBOSS 429。ロシアンマフィアの残党から奪い返した際に派手に壊れたため長期修理中
◼️愛犬
亡き妻から贈られたビーグル種の子犬デイジーはロシアンマフィアに殺された。その敵討ち後に出会ったのが現在の2代目で、ピットブルのオス。名前はまだない
◼️好きな酒
バーボン
◼️伝説
バーで3人を鉛筆一本で殺した
誰にも出来なかった引退をした
愛犬と愛車のためにロシアンマフィアの一大組織を壊滅させた
…ほか多数
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