大角賢聖

ジョン・ウィック:パラベラムの大角賢聖のレビュー・感想・評価

3.9
メモ
シリーズ最高のテンション。
ボロボロになりながら戦い続けるキアヌ・リーブスが格好良くないわけがない。
VFXを駆使しなくてもアクション映画はまだ可能性に満ちている。その可能性に挑戦しようと立ち向かう作り手の熱量が伝わってくるかのような、迫真のシーンが盛りだくさんである。
細かい演出面ではやや違和感があったものの(カットが変わったけどいつ間にスーツ乾いたの?的な)、その辺りは重要な問題ではない。
映画冒頭の戦闘からいきなり度肝を抜かれる運びは2と同様。その後のストーリー自体は異なるものの、展開の大枠自体は2とそう変わらないのだが、一つ一つのアクションがグレードアップされていて息を抜く隙がない。
あと、キアヌ・リーブスの隣にいるローレンス・フィッシュバーンは何となくモーフィアスと呼びたくなる。
大角賢聖

大角賢聖