マツシマ

ジョン・ウィック:パラベラムのマツシマのレビュー・感想・評価

3.6
キアヌ・リーブス大暴れ映画第三弾

1からずっと終始「すげー強い伝説の殺し屋」が戦うだけの映画なのに、まぁ飽きない
むしろここに来て更にパワーアップ

なんでだろう?と思ったら
飽きさせないように、ジョンウィックというステキキャラはそのままにちゃんと構造が変わってるんですね
1では「ナメた相手が最強伝説の殺し屋でした」系映画でしたが、続編は「過去との決別、葛藤」になり、今作は「最強殺し屋バトルロワイヤル」へと変化してるんですね
それぞれのシチュエーションでジョンがボロボロになりながらも激戦を繰り広げるのでずっと面白い

そのアクションシーンも、私には知覚出来ないレベルで進化を続けているのでしょう
ずっと戦ってるのに飽きないのなんの
今作のナイフ投げまくりバトルなど、アイディアに溢れています
馬VSバイクfeat.刀
など本当にサービス精神旺盛だ!!!

そして何より今作で決定的になったのは、ジョンウィックシリーズはキャラ映画だということ
斬新でハードで超人的なのにリアリティがある(射撃シーンの構えとか)超一級のアクションと魅力的なキャラクターと設定
そりゃもう何作でも見たくなります

いくつあるんだよジョンの別名
なんだよこの東欧系地下組織
気になり過ぎるヤベー権力者のババァ
ホテルマン戦闘部隊
殺し屋業界の大元から派遣されてきた裁定人
ジョンウィックに心酔する、同等の技量を持つ最強の殺し屋、ゼロ(普段は寿司屋!!!!!!!)

ヤベーキャラのオンパレード!!!
だけどそれぞれの設定や背景をチラッとしか見せないものだから、勝手にこっちが想像してたまらなくなります

この世界、もっと見ていたい…………


早くも4作目の制作が決まっているようですが、今後もどんなすごいアクションと、ヤバいキャラが飛び出してくるのかと思うと、どこまでもついて行きます!!!という気持ちです

シラットとカランビットナイフまで飛び出して、どこまで私を喜ばせてくれるんだ!!!もう

ありがとうの光