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サニー/32のliftmanのレビュー・感想・評価

サニー/32(2018年製作の映画)
3.5
そこまで悪くなかったです。
なかなか題材もキャストも面白そうで、なのにみなさんあんまりなので逆に興味深くなりました。

前半の不条理拉致のドロドロからうってかわって後半は電脳ポップな感じに世界観変わってしまうのですが、ピエールとリリーの極悪コンビの存在感が後半薄くなってしまって残念。
他にもいろいろ詰め込みすぎて消化できてない感じ。

門脇麦さんがとても存在感あり、このなかなか共感できない題材でさえ思わず同情してしまいそうになるほど説得力ある演技は観る価値ありでした。
あと駿河太郎も最初は素でヤバい人なののかなと思ってたら後でちゃんと辻褄合って、なかなかいい演技。

電脳世界の雰囲気を支えるエレクトロな音楽が地味にいい仕事しておりました。
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