邦画ではこれが一番好き。前半〜中盤のドタバタが終わったあと、ヒロキと百合子が知り合ってからのラスト40分だけに限れば、マジで世界一美しい恋愛映画だと思ってる。冗談でなく本気で。
だって冒頭からショパンの「別れの曲」がかかる、って、もうすでに壮大なフラグなわけだよね!?
フラグが立っているのがわかっていてもなお、二人の純愛が胸に迫るわけです。
ヒロキ「やっぱり・・・・送っていっちゃいけない?」
百合子「・・・・・いけない」
私は本作を見て、尾道へ行きたくなって、その後実際に尾道へ行き、モデルとなった西願寺(さいがんじ)へも行きました。
このお寺、凄い場所にありました(笑)。行ったことある人ならわかりますよねw
●大林監督、心よりご冥福をお祈りいたします。