ひでやん

ミクロの決死圏のひでやんのレビュー・感想・評価

ミクロの決死圏(1966年製作の映画)
3.7
物体を細菌サイズに縮小、小型化することが出来る発明をした博士が病に倒れる。医師や科学者らによる5人の特別チームは、博士の技術を使い体内に入り、レーザー光線治療をする話。

この映画が公開された1966年に、ちっちゃくなって体内に入ろう!というアイデアを思いついたのが凄い。

で、体内をどうやって撮るんだ?という難問もなんのその、血管内を楽しく映し出してくれた。体内大冒険にワクワクだ。

手作り感満載の体内は安っぽくて、ちゃっちい感じがして笑った。決してバカにした笑いではなく、嬉しく楽しくニヤニヤした笑い。製作陣の情熱みたいなもんを感じて胸が熱くなった。

CGが無い時代は知恵を絞って必死にセットを作り表現してたんだな。

まだ完璧な発明ではなく、60分で元のサイズに戻ってしまう。そのタイムリミットと、チームの中にスパイがいるというダブルのスリルの中、チームの船が進んでいく。

海草みたいなやつが良かった。
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