Yuri

きみへの距離、1万キロのYuriのレビュー・感想・評価

きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)
1.5
香水の宣伝用短編映画くらいで観たい作品でした。逆に言うと一時間半も引き延ばす内容ではない(-_-;) 北アフリカのどこだかわからないけど、景色は綺麗でゆったり描いているのは癒されましたが。ドローンやロボットを通して実感のない仕事をするというのは、恐らくかなり滅入るのだと思います。ゴードンの顔もゾンビくんでしたし。ゴードンの行動は恋とストーカーの紙一重で、ゴードンの人柄がわかるシーンがない、というか薬盛ったり違法行為したり脅したりとやりたい放題なので、応援出来ないし、正直会うのは恐いです。アユーシャに惹かれたのも見た目ですしね。確かにアユーシャ役のリナ・エル=アラビはかなり可愛いです。アユーシャの世界は正直狭いしお先真っ暗なので、ゴードンの必死の言葉が彼女に響いたのは確かなのですが・・・。もっと、ゴードンの人柄がわかるエピソードやアユーシャとの他愛のない会話シーンを増やせば、後半にかけて加速出来たのではないかと思います。あと、何故、ロボット系作品は主人公の家族や職場以外の触れ合いが描かれないことが多いのでしょう?未来に暗い想像しか出来なくなるんですけど(>_<) 恋だし、躍動感が欲しかったです。
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