学内ではみ出し者の、男女3人の青春を描くイタリア映画。青春と言っても甘酸っぱいだけじゃなくて、現代のマイノリティに関するいじめや偏見、17歳という子どもの彼らにはどうすることも出来ない理不尽な問題への葛藤....いい....好きです....。
特にロレンツォのキャラが凄く好き。はっきりとした自分の意思を持って、楽しくポップで大胆に!って生き方いいなぁ!最高!ブルーとの親友感もなかなか良かった。
前半のポップさからの一転して特に終盤が凄かった....個人的には(あ、これはやるな...)と思っていたものの実際にこの結末を叩きつけられると心にくる、そんなエンド。確かに重い気持ちにはなるけれど、想いの行方というか、登場人物の最終的結論をはっきりと見れたことが私としてはスッキリした。
イタリア映画って色彩感覚の違いなのか、暗めの映画でも可愛い配色の画面作りしてるのが多い気がする。これは個人的な意見だけど、それも理由として女性人気が高いのかな〜。