最初で最後のキスの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「最初で最後のキス」に投稿された感想・評価

Fukui

Fukuiの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あと少しみんなが優しくなれていたら、あんな最期にはならなかったのか......
考えさせられたララランドと違い、意図がわかりやすかった2パターン見せるラスト、そうあってほしい、こうだったら違っていたかもとあの瞬間が分岐点のように描かれていたが、そんなに簡単な話じゃないんじゃないかと勘ぐってしまう。

ブルーはこの先どう生きていくのか、この過去をどう語るのかとなとばかり考えてエンドロール見つめた。母親と心から和解する日はこないのかな、受け入れることはできると思うけれど。

ファッションショーのシーンが最高だった。もう一回見たい
wam

wamの感想・評価

4.0
痛い。すごく、すごく張りつめてて、ちょっと揺れただけで全て崩れてしまうような関係だったんだね。でも、かけがえのないもので。楽しくて。

アントニオの登校を待つロレンツォの笑顔が忘れられない。
ロレンツォは真っ直ぐで、アントニオは繊細で。どちらももうちょっとだけやわらかくなっていれば……と思わずにはいられない。ね、ブルー……。

ブルー、とても可愛かったな……
おげん

おげんの感想・評価

3.7
これもポップなLGBT映画。主人公のクセが強すぎてあまり共感はできないけど、悩める若者の危うさがよく描かれていると思う。
nana

nanaの感想・評価

-
10代の頃に出逢いたかった!
誇張なしで、生きていく上で大切なことを教えてくれる映画でした。

観た後はきっと誰もが自分にとっての「あの時」を思い出し、自分はどうすればよかったのか?と、きっと自分自身に問いかけてしまうと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=pi_AJxsdOKo
猫

猫の感想・評価

3.7
ラスト近くで、
チケット購入時には言えなかった
(題名をハッキリ覚えていなかった!)
この邦題が甦り
、、、
そんな!まさか!…
…………

ちょっぴり主役の男の子のクセが
強すぎる感はあるけれど、
自分を認める過程で「空想」は必要なのかも?とも思う。
彼女は書くことで自分を支えたし
それができなかった「彼」がああいう行動に出たのだと 
…納得できる。

ただ
クセが強すぎて、好き嫌いが別れる映画かも?
『彼の見つめる先に』
は、爽やかで胸キュンだったけど、
お国柄なのか?
いや敢えて明るいキャラを出しているのだろう。
ファッション・音楽、ハート…
そんなキャラがあったっていいじゃないか♪
って、思った。
人間だもん、いろんなキャラがいて当たり前。

何故か『シンプル・シモン』
を思い出したよ。

 2018.9.6 センチュリーシネマにて鑑賞
なぺ

なぺの感想・評価

3.9
最高の青春をしてたはずが、いつの間にかギリギリになっていた 強がりで未熟な3人 一瞬のしあわせとゆらぎ 結末にはびっくり!きっとみんな悪くないのにね
アミ

アミの感想・評価

4.4
途中、イタリア版ウォールフラワー?て思ったけど、なにこれ。全然別物。痛い。心痛い。
mei

meiの感想・評価

3.9
とても細かく作り込んでいて、思春期を余すことなく表現している。何度も声に出して叫びたくなった。最後は予想外だったけれど、身体の中に残る。だけど答えは出ないし、出さなくていいのだと思う。
HAL

HALの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

言葉が溢れてしまって、冷静になれなくって、このあとしばらく、他の映画見るのお休みしてしまったほど。

ロレンツォが、腹を蹴られながら空想を始めるシーンで、気付いた。

これ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」だ。

そこでめちゃくちゃなバッドエンドが来ることを悟ってから、涙がもう止まらない。

もう悲しいLGBTQ+の映画は嫌だ。見終わってすぐに思ったのはこれだった。若い世代に、やっぱりカミングアウトしてはいけないのではないか、とも受け取れてしまうようなメッセージを、これ以上発信してほしくない。

ロレンツォのように、自由に生きて、人生を全うして良いことを伝えてほしい。

それでも、実際の事件に基づいてるわけだし、これは私たちマイノリティの歴史であり、未だ現実でもある。それを突きつけられて、改めて絶望する。


ブルーの母親のブログのくだりから、この作品が訴えてることは一貫していた。

それは、自分と他人を同一視しないこと。他人と自分との境界線をちゃんと引くこと、だ。

ブルーの母親は、自分の子供が自分の所有物だと思っているからあんなブログ書を書く。所有されてきたブルーは、自分の気持ちにも気付けず、彼氏に支配されてしまう。

そしてブルーの彼氏は、自分の快楽がどれほど相手を傷つけるかわかっていない。(それ以前に女をモノとしか思ってないんだけど)

ロレンツォは自分と同じ感覚で相手がいてくれると思っていて、暴走する。

アントニオは良い両親のもとに育っているが、兄よりも出来のいい自分が死ねばよかった、と思っている。バスケが好きだけど、仲間外れ気味。これでロレンツォのことを好きになってしまったら。家でも社会でも疎外感を感じている彼は、居場所を見失いつつある。そうして自分へ向く嫌悪のすべてをロレンツォに向けてしまう。アントニオが向けた銃口は、本当はロレンツォではない。自分だ。実際に、ヘイトクライムの多くは、加害側が同性愛者であることが少なくない。

これらは全て、他人と自分の「同一視」の問題であり、相手の領域を侵害することは、私たちが最も犯しやすい間違いだろう。言い換えれば「相手の立場にたつ」「相手を尊重する」という単純なことが、相手との関係性に曇らされて、「愛情」という名の元に相手を良いように操ったりしてしまう。

性的な悦びは、他方が死に等しい嫌悪感や傷を受ける一方で、他方は至高の快楽を感じていたりするので、本当に合意ってどんなに雰囲気壊してダサくても必要よね…と、最終的に、性的合意の話に落ち着いてしまい(もちろんその視点からのアプローチでも正しいし、この作品の素晴らしい要素でもあったのだけど)、アントニオが置かれた心理状態には触れずに終わる。そこにもやもやしてる。
あの心理状態のままだったら、ロレンツォがなにもしなくても、どこかで爆発してるか自殺してるから、アントニオは。根本を置き去りにしたままなんだよ…。

最後はどうせ教育ビデオみたいにするなら、触る前にお互いお話をしましょう、気持ちを確認しましょう、でもよかったのでは…。NOと言う勇気も大事だけど、何よりも衝動に任せて触っちゃだめなんでしょうが。

映画では相変わらず「暗い」ジャンルを脱しないLGBTQ+だが、両親の描き方に変化が出てきた。
「君の名前で僕を呼んで」の両親を思い出す、子供を尊重できる素晴らしい両親揃い。監督は、「少年犯罪は親が悪かったのでは」と責められることが多いので、そう描きたくなかったそうだ。それぞれ同じ職場で、階級がはっきり別れていたのも興味深かった。

Un Bacioは、「One Kiss」の意味の他に、イタリア語で手紙で「じゃあね」と締める言葉にも使われるのだそうで、良い邦題。

きらきらとした青春の描きかたには胸が締め付けられた。音楽も最高。色んな方向から議論ができるという意味で、素晴らしい作品だった。

この映画のためだけに配給会社を立ち上げた黒崎さんにも、シネマテーブルでお話を聞けてとても刺激になったし、とても心に残る一本になった。良い映画と出会えて、黒崎さんに感謝。
えみ

えみの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

胸が痛くて堪らない映画だった。
あの街じゃなければあの結果にはならなかったんだろうか。
それとも周りの環境がどうであれアントニオはロレンツォのことを受け入れられずに結果同じことになってしまったんだろうか。
タイトルも見終わってから考えると、まじで辛いものがある。
ラスト3人の笑顔が眩しすぎて、現実との差が大きすぎて、涙が出てしまった。
あんなに楽しかったのに、もう戻れない過去になってしまったんだな