かまちょ

ターミネーター ニュー・フェイトのかまちょのレビュー・感想・評価

4.2
T2ファンからすれば待ちに待った作品。
3作目から、「ターミネーター」の冠を被った駄作が続き、もう期待すら出来ないと諦めてました。
ところがどっこい、ジェームス・キャメロンが製作に復帰し、あろう事か私の大好きなマッケンジー・デイヴィスの起用!
そしてリンダ・ハミルトンの復帰と、これは期待しかない!
って事で仕事で初日を逃したものの翌日の朝一観賞。

いやー最高でした!
意外にも評価良くないみたいですが、この作品に関しては細かな設定とか差し置いて楽しんだもの勝ちかと(笑)

まず私、T2は公開当時どハマりしてまして、LD(レーザーディスク)を買い何回あのデカい円盤をひっくり返した事か(笑)
(しかも2枚組やったので…)特別編やテレビ放送など合わせれば少なくとも50回近く見てるかと。。。

そんな私の感想は、まず何はさておきマッケンジー・デイヴィス。
彼女、「オデッセイ」で気になり、「ブレードランナー2049」でファンに。「タリーと私の秘密の時間」でもうイチコロ(笑)
彼女見たさに普段は見ないドラマ(ブラック・ミラー)まで(笑)
ただ単に「好き」って事だけじゃなく役も最高に良かった。。。
これまでのシリーズにない設定が斬新でこれだけで楽しめた感じです。

一般的な今回の目玉となっているリンダ・ハミルトンの復帰ですが、ここはやはりツッコミどころがたくさん(笑)
また、シュワちゃんのT-800に関しては疑問しかない設定でしたが、この二人を登場させようとすれば結局無理な設定にしないと出せなかったのでしょうね。そこはティム・ミラーにはちょっと荷が重かったのかな?ストーリーも1作目をなぞっている感が強く、どっかで見たっぽいシーンがちらほら(笑)

こだわり派のジェームス・キャメロンが監督・脚本を務めた1、2と比較するとやはりそう言う面では劣っているのかもしれません。

ただしつこいようですが、マッケンジー・デイヴィス演じるグレースの活躍と、随所で見られるアクションシーンは大満足の内容でありT2ファンには嬉しいセリフや細かなオマージュ(REV-9が飛行機から落ちた場所でラジオから流れる曲はT2最初のバーでかかっていた曲…)なども散りばめられており、ニヤリとさせてくれました。

あ、あとダニー役のナタリア・レイエスさんも良く、トータルでは大満足の作品でした(笑)
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