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ターミネーター ニュー・フェイトのkazataのレビュー・感想・評価

3.5
『ターミネーター』シリーズに全く疎くて、頻繁にテレビ放送されていたイメージのある"2"しか見たことない自分としては今回もスルーしようと思っていたのだけども、そこは大好き『デッドプール』監督作ということでポップコーン片手にお気楽鑑賞を決定。

(原題は"Terminator: Dark Fate"なのに邦題はしれっと変えられてるんですね……でも"New Fate"の方が本作にはふさわしいからナイスです!)

色々とツッコミどころも多い物語展開だけれども、そこはポップコーン&ドリンクと一緒くたに飲み込んでしまって、“女子の、女子による、女子のための『ターミネーター』再構築”っぷりに感嘆しつつ、前時代的な“(救世主となる)息子を産むから守られるべき女”ではなくて、“彼女自身がヒーローになるんだ!”という設定&展開にこそ胸を打たれたわけで、、、同時代的な“女性ヒーロー・アクション大作映画”の誕生に感慨深さを得るに至りました。
(シュワちゃんへの依存度が限りなく低いからこそ良き!というね)

60歳オーバーにもかかわらず体当たり的なアクションを繰り広げたリンダ・ハミルトンのガッツと"I’ll be back"には、本シリーズのファンでもない自分でもテンション上がっちゃうし、『タリーと私の秘密の時間』に続いて(?)美しい“守護者”のマッケンジー・デイヴィスには「自分も守られたい…」なんて思ってしまいました。
(グレースの鎖アクションが“アリータ”とカブっている気もしたけど…)


密かにエドワード・ファーロングの再登場を期待するも……
過去映像だけでした。。。
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