このレビューはネタバレを含みます
んー、ここまでUSJのアトラクション含めて貢献してきたと言っていいジョン・コナーを殺してサラ・コナーを失意の底に落としたのか…というのが率直な感想。(ただしリンダ・ハミルトンはこの脚本を認めてるということも読んだ)
今回シュワちゃんは徐々にフェードアウト出来るような脇に徹してるし、改めてシリーズを立て直すためのリビルドと言われたらわからんでもない。
何しろメインキャラ三人女性、シュワちゃん合流までは全員女性な訳で。
サラ・コナーのように『リーダーの母親』ではなく、『リーダーそのもの』ってところも21世紀の映画だな、と 。
その点は王道に対する反動で偏り過ぎという風にも思いましたけどね。
魅力的な男性キャラが少な過ぎる。
しっかりと『ターミネーターが抑えるべきポイント』としてあのしぶとさ、
反則気味な分裂殺法、相変わらずショットガン大好きなアクションなどは抑えてたと思うけど…敢えてお約束ゼリフやサングラス、バイクなどの演出と決別し…
『旧作の遺産には頼りません』と突きつけられた寂しさが少しありますね。
これまでのジェネシスとかも嫌いじゃなかっただけにね。