いずみたつや

ターミネーター ニュー・フェイトのいずみたつやのレビュー・感想・評価

2.8
新しい見どころと言えば、マッケンジー・デイヴィスのカッコ良さだけで(それ自体は観る価値十分なんですが…)、驚くほど新鮮味に欠けました。

監督はティム・ミラーではありますが、本家ジェームズ・キャメロンの息がかかった作品が、こんなサービスだらけの続編で良いのかと。。

“正統続編”的な立ち位置の作品がセルフパロディのようなシーンばかりに終始するという皮肉な結果に心底がっかりしました。

これまでは前作の悪役が主役となった『2』、女性版ターミネーターの『3』、量産と巨大化の『4』、ナノマシン型の『ジェニシス』と、それなりにあれこれ工夫の跡が見て取れたわけですが、今回は特徴がほとんどないことも残念でした。