エミさん

パンとバスと2度目のハツコイのエミさんのレビュー・感想・評価

3.2
TIFFにて。
とにかく役者がみんな可愛い。可愛さでずっと引っぱっていくユルイ感じの展開が、また楽しくっていい。

それぞれが、静岡から東京近郊へ拠点を移し、就職もして、人生を歩んでいる。みんな、奔放な感じで毎日を過ごしている。途中、『孤独って何?』って哲学的な追求にヒロインが悩まされるくだりは面白かったです。共感したりしなかったり…(笑)。

ジャンルは恋愛映画になるのでしょうが、ハッピーエンドじゃなくて、終わりもユルイ感じでフェイドアウトしていく。…でも人生って、そうそう劇的だったり幸福だったりってわけじゃないから、こういうのがより現実的だったりするのかもなぁ〜なんて思えました。

人を好きになるって行為は素敵なことだと思います。相手の良いところを見つけた結果、生じる気持ちですから。そして見つけられた自分も褒めてあげたいです。その想いが成就しようともしなくとも。だって自分の気持ちに余裕がなければ、人を好きになんてなれないですからねぇ。この映画を観ても「恋愛って良いなぁ」とか「恋したい」な〜んて、ちっとも思わなかったですが(苦笑)、でも、性別よりもまずは人として、誰かと楽しい時間を共有したいなぁ〜と思いました。

余談ですが、最近、あちこちの作品で、よく見る伊藤沙莉さん。特徴的なハスキーボイスは役柄を選んでしまうと思いますが、アクションもコメディーも出来てオールマイティーな演技力には早くも名バイプレイヤー感を感じてしまいました。