ごてふ

パンとバスと2度目のハツコイのごてふのレビュー・感想・評価

3.7
新宿・武蔵野館にて。平日夜の部には若年層中心に3割程度と程好い空き加減。封切は2月だったからロングランが続いているのだろう。歌舞音曲集団出身の主役ふたりは初見だったが、素材勝負で芝居は素人同然。但し低予算のインディ映画らしくウエルメイドな語り口は好感が持てる。ちょいと捻った変種の三角関係と云う設定にも感心。失礼ながらこの監督は、演出力よりシナリオライターとしての才があると思ふ。次回作は贔屓作家・伊坂幸太郎の『アイネクライネナハトムジーク』だそうで、どう料理するか楽しみである。
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