たけちゃん

狼/男たちの挽歌・最終章のたけちゃんのレビュー・感想・評価

狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)
4.5
くつろげよ、ダンボ。いいんだ、ミッキー( ¯−¯ )フッ


ジョン・ウー監督 1989年製作
主演チョウ・ユンファ


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
今日から5月ですね~。早いなぁ……。

そっか、今日はメーデーかぁ……と、夕方のニュース見て思ってましたが、紹介するのはそれとは関係ありません。違いますよ( ¯−¯ )フッ


本日、5月1日は大好きなジョン・ウー監督の72歳の誕生日🎂です🎉🎊

ご紹介するのは、コチラ
ジョン・ウー監督と言えば「男たちの挽歌」シリーズですが、中でも僕が最高傑作と疑わない、この作品を!
「狼/男たちの挽歌・最終章」\(^o^)/


「男たちの挽歌」シリーズとは言ってますが、前2作と繋がりはありません。でも、「男たちの挽歌」がヒットしたのを受けて、続編のようなタイトルに……。
当時、僕は完全に続編だと騙されました(笑)

でも、原題は「喋血雙雄」、英題は「The KILLER」です。男たちの挽歌は「英雄本色」が原題で、英題は「A Better Tomorrow」ですからね。全く違います。「男たちの挽歌」の正式な3作目は「男たちの挽歌Ⅲ アゲイン/明日への誓い」となります。



なので、主演は他と同様チョウ・ユンファですが、過去作は全く関係なく、逆に手に取りやすいはず。この作品だけでもいいので観てほしい。
ほんと、素晴らしいの( ˘ ˘ )ウンウン

タランティーノ監督がジョン・ウーの大ファンで、「キル・ビル」を撮る時、ユマ・サーマンに役作りのため、この映画を観せたというのは、有名な話ですよね( •̀ω•́ )و✧



ジョン・ウー・マナーと言えば
「二丁拳銃」
「スローモーション」
「教会」
そして「鳩」

そのスタイルが確立した映画でもあるんです。
なんか、フィルマでは評判悪いですが、「ミッション・インポッシブル2」も、この映画を観ていると楽しめるんですよ。上のジョン・ウー・マナーてんこ盛りですからね( ˘ ˘ )ウンウン



ジョン・ウー監督自らが先鞭をつけ「香港ノワール」とも呼ばれる、切なく、かつ、ケレン味あるバイオレンス描写が信条の作品ですが、ジョン・ウー監督自体は暴力が嫌いで、そのため、平和の象徴として「鳩」を飛ばしたりするんですよ。分かってくださいよ~(笑)




ネタバレになりますが……。
殺し屋と刑事の追跡劇ではありますが、次第に互いを認め合う「ザ・漢」な展開も好きだし、歌手のジェニーを傷つけてしまった罪悪感から、必死に救おうとする姿も好き。盲目のジェニーを挟んで、銃を突きつけ合うシーンも好きだよね!これぞメキシカン・スタンドオフ。

ただ、もう、ラストシーンが切なすぎて……
こんな切なくも素晴らしいラストシーンってない。
切なく盛り上げる曲も好き。
泣きました(>︿<。)





ところで、実は今日、偶然、とんでもないニュースが流れてきました。なんでも、ジョン・ウーがこの「狼/男たちの挽歌・最終章」を自らリメイクするという。しかも主演は女性……。最近はイマイチ信用できないジョン・ウー。大丈夫なの?( ¯−¯ )フッ

ジョン・ウー監督、お誕生日おめでとう( •̀ω•́ )و✧