このレビューはネタバレを含みます
(あらすじ、ツタヤより)
残酷マカロニ・ウエスタン。山賊たちに襲われた護送馬車が大破し、乗っていた凶悪犯と護送係の軍曹、その娘が徒歩で山越えすることに。そして、思わぬ事態が巻き起こる。
↑という話ですが、残酷で救いがありません。もはや西部劇とは違うような気がします。9人の囚人を護送する軍曹の娘以外は悪い人ばかり、顔も見るからに悪そう。
囚人を無理やり歩かせる軍曹も。護送する使命感、囚人の中に妻を殺した犯人がいる、ここまでなら良いのですが、なんと囚人たちを繋ぐ足かせが純金製で、実は金を運ばせていた…
撃たれ、切られ、襲われ、焼かれ、首を絞められ、刺され、全部入ってる恐ろしい作品。そして最後、誰もいなくなる虚しさ。つぎ、口直しに何を観ようか考えてしまいます。
(メモ)
タランティーノ監督