狼/男たちの挽歌・最終章の作品情報・感想・評価

「狼/男たちの挽歌・最終章」に投稿された感想・評価

ん~微妙・・・
アクションとかジョン・ウー全開でいいんだけど物語が好きじゃなかった・・・
好き嫌いやからどっこいどっこいやな

挽歌とは何の関係もないです
男たちの挽歌の続編じゃないんかい!騙された!!!
まぁチョウユンファ出てたらなんもかんも同じやけど!チョウユンファは香港の良心みたいなもんやと解釈した、どんだけ人を殺そうと(笑)優しくて義理堅い笑顔の可愛い男の中の男やねん!!
てかラストえぐすぎ。。。まじかよ。。。そんなのある…二人が名前呼びながら這うシーントラウマよ泣

今回もどんだけ車爆発さすんやろってめっちゃおもろかった。爆発するときドアとか窓とか吹っ飛んで車解体されるの好き、気持ちいいよね。人もたくさん死ぬし教会で白い服着てて真っ赤なっててミエミエな服選びウケる、鳩も飛んでたね!
あと茶番みたいな銃の突きつけ合い良かった笑 「高校の同級生のサッカー部の者です」「あ!台所にネズミ!ネズミ!」笑 ジョンウーの映画毎回こういう茶番あるね、好き

タラちゃんが「キルビル」の参考にした映画らしいけど、映画特典についてるやたら詳しい銃の説明動画ってまさか「ジャッキーブラウン」の冒頭でサミュエル達が見てるテレビに参考にした…?!…してないか…笑


ハァ…元はと言えば「男たちの挽歌」でレスリーチャンにハマり彼の出ている映画を片っ端から見てったら香港映画にもハマっちゃったみたいです笑 でもそろそろレスリーが出てる映画観れるの限られてきてつらい、最近の生きる意味がレスリーチャンを見ることになっている。なんかヤバイ……
男たちの挽歌全部見てる必要あるのかと思って避けていたけど、実は監督と主演俳優以外関係ないことが判明したので気兼ねなく鑑賞。

でも同じ監督と主演だけあって、男たちの挽歌並みに格好良くて見応えのあるガンアクション映画になっていたように思う。

この頃のジョン・ウー作品って改めて見るとペキンパーのスローモーション以上にセルジオ・レオーネ的な演出が目立って、カット割り多いけど映像で魅せる感じがあって嫌いじゃない。

さすがに80年代の雰囲気とか音楽とかは今だとちょっとダサいけど、そのダサいのも含めて80年代の良さって感じはするから否定できない。

子供の頃は結構こんなアクション映画を見ていた記憶があるけれども、ノスタルジックな気分になるから偶には見て当時を懐かしむのも良いのかもしれない。
アホみたいにカッコイイ。
おおかみ おとこたちのばんか さいしゅうしょう と読みます。いやはや、面白かったですねこれ。バイオレンス、アクション要素満載で、一歩上をいっている迫力で良かったです。
主人公が完璧な人間ではないことがまたヒューマンっぽいし、一コマ一コマが緊張感満載なのと流れるような小気味よいテンポがいい感じでした。それにしても、雑魚キャラの多いこと((+_+))。。。
yoshi

yoshiの感想・評価

5.0
ガンアクション映画の教科書の一つ。
すでにこの映画を見た男性諸氏ならわかってくれると思いますが、カッコイイ!と必ず思う。(断言)
いかに少年マンガ的、リアリティが無いと蔑まれようとも、良いものは良いのです!
アクション映画のマエストロ。
ジョン・ウー先生の代表作。(尊敬する映画作家には「先生」を付けます。)
恐れ多くもレビューさせて頂きます。
長くなるかも…お付き合いください。

この映画は心優しき殺し屋の物語。

暗殺者ジェフリー(チョウ・ユンファ)はある標的を殺す際、銃撃戦の末にバーに居た歌手のジェニー(サリー・イップ)を巻き込み、失明寸前にさせてしまう。

公開当時、劇場で見たこの銃撃戦は衝撃的でした。
ダンスのような振り付け。
スローモーションによる緩急。
狭い空間での2丁拳銃による凄まじい弾丸数の連射。
サム・ペキンパー映画の銃撃戦をさらに派手に、しかもスタイリッシュに撮影したわずか3分程度のアクション。
「男たちの挽歌」での2丁拳銃乱射は見ていたものの、冒頭から出し惜しみなしで放たれた銃撃戦に「うわぁ…」と若かりし私は感嘆の息を漏らしました。

罪の無い一般人を傷つけた罪悪感に悩まされる心優しい殺し屋ジェフリー。
彼女の視力回復のための金を稼ぐために、再び暗殺の仕事を請け負うのですが、やはり一般人である少女を巻き込み、重傷を負わせてしまう。

ジェフリーは殺し屋という仕事を仕方なくやっている。好きでやってる訳ではない。他人は決して巻き込みたくないと思っている。

ジェニーをチンピラから守り、優しい言葉で励ましたり、少女を病院に担ぎ込んだり…。
本来なら裏稼業に向いていない優しさを持っているのです。
心優しき殺し屋。(もう、ここで矛盾してますね。優しい人がそんな仕事しちゃダメでしょ!と。)
そんなに親切していたら、いずれ足が付くよ!捕まるよ!と心の中で叫びたくなります。
しかし、それが彼が自らに課した掟なのです。

やがて警察がジェフリーの事件の捜査に乗り出します。
はみ出し刑事リー(ダニー・リー)は法の目をかい潜ってのさばる悪党のみを殺し、善人を助けるジェフリーの足取りに、自分の価値観に近い正義感を感じていく…。

追う者、追われる者、本来は敵同士であるはずの二人の男が戦いの中でお互いに共感し、友情さえ感じていき、熱い絆が生まれる。

ここがジャン・ピエール・メルヴィル作品のフレンチ・ノワールやサム・ペキンパー作品のアメリカン・ハードボイルドと決定的に違う、香港ノワールの最大の特徴だと思います。
香港ノワールの主人公たちは(なぜか犯罪に手を染めている人も多いのですが)基本的にみんな善人です。

言葉は少ないが、自分の正義を熱く語り、友(信じる者)のためには命を投げ出す。
これが香港ノワールの特徴だと思います。

任侠映画に出てくる個性を持った男たちと派手なアクション。
それが香港ノワール。
それまでコメディ映画やカンフー映画が主流だった香港映画界に、新しい流れをウー先生は作ったのです。

他の国の映画の暗黒街映画の主人公たちは、もっとドライです。
共通点は「自分の掟を守る」ということですが、富や権力を得る為、自分の身を守る為、自分のプライドを守る為に、仲間や恋人を捨てたり、一般人を巻き込むことが西洋の映画では多々あります。
または日本の時代劇や任侠映画のように、ただひたすら逆境に耐える間に、罪のない人たちが死んでいく例もあります。

もしかして宗教的な理由もあるかもしれませんが…
困っている人を見捨てずに助け、しかも恥ずかしげもなく、熱く自分の思いを語る、またあからさまに分かる表情で心情を見せる姿は、当時とても新鮮だったのです。
(かつての日活無国籍映画に近い印象。一周回って新鮮でした。)


この熱さと分かりやすさが、少年漫画的と言われる所以ですが、考えてもみて下さい…ヒーローの条件そのものです。

近年のアメコミヒーローに(個人的に)物足りなさを感じてしまうのは、このヒロイズムです。

ラストの銃撃戦は壮絶そのもの。
何発の銃弾が発射されたのか?

ジェフリーの白いスーツは時代劇の死に装束に見え、覚悟が伺えます。
当然、血の赤が映えます。
教会と言う聖なる空間でいったい何人が死んだのでしょう。
視覚的ドラマ性に、リロードとか、この際リアリティは無視です!

自分が死んだら、失明したジェニーに角膜をあげて欲しいと願うジェフリー。
しかし皮肉なことに目を撃たれ、それさえ叶わなくなってしまう…。

ヒロインが失明して…というストーリーの場合、たいていが、ラストでヒロインに角膜を移植してめでたし…となりがちです。

やはりヒーローとはいえ、殺し屋は悪人。
生きながらえては世のためにならぬという勧善懲悪の表現の為に、ジェフリーは銃撃戦の末に死ぬと予想していました。

しかしあえて、観客の期待を裏切り、最悪の形の死を与えるウー監督。
悲しさ、救いのなさ、虚しさが鑑賞後の観客を支配します。

当時のダイハードやリーサルウェポンなどのハリウッドのアクション映画ではおよそ考えられないバッドエンドです。

観客が感情移入してきたドラマチックな熱い男の戦いを、非情にも急激に冷やす。

この映画は悲しみとともに訪れるその温度差が、私達観客に強い印象を残すのです。

ジョン・ウー先生はこの映画で色々な矛盾を投げかけます。

見えざる善人と見える悪人。
人々の救いの場であるはずの教会と、殺戮。
平和の象徴である鳩が、憎悪しあう敵対関係の間に飛ぶ。
(鳩を出すのはこの映画から!)
罪悪感が伴い、手が震え不格好になるはずの殺し屋の仕事に、華麗なダンスのような銃撃戦の殺陣。
残酷であるはずの銃殺シーンに、美しいスローモーション。
自分が攻撃を開始すれば、自分も攻撃されて助からない。かといって、武器を引っ込めればすかさず攻撃される、撃てそうで撃てないメキシカン・スタンドオフ!
優しき殺し屋とはみ出し刑事に至るまで!

エモーショナルな演出が、バッドエンドとなる。
全ての矛盾が、鑑賞後の温度差に結びつく。

矛盾、皮肉、対照のものだらけ。
ジョン・ウー先生の作品は、そんなに単純ではないのです!
(分かりやすく、ハッピーエンドにしたのが「フェイス・オフ」)

この映画に関しては、内包されたその矛盾の全てが絡まって、一つの作品として結びつくのです。
そこがこの映画を見た観客が傑作に推し上げた所以❗️

お分かりいただけたでしょうか?
いかにこの映画が、ジョン・ウー先生の演出が素晴らしいかを。
彼は善と悪を絶妙なバランスで、しかも熱く描くマエストロなのです❗️

追記
この作品から30年、つい先日ウー先生がハリウッドでこの作品のセルフリメイクをすることを発表しました。(ネットニュースで見た)
チョウ・ユンファ以上に熱さとクールさを表現できる役者が、今のハリウッドにいるのか?
(ついでにロングコートが似合う長身の役者は?)
皆さん、誰だと思いますか?
きっとウー先生は私達の想像の上を行くと思います。
ハリウッドの制約が無ければですが…
1000

1000の感想・評価

3.7
ちょっとシリアス過ぎたな。
男たちの挽歌シリーズで学んだけど、二丁拳銃は左利き用の銃が手に入りづらいため現実的じゃないらしい。へー……。
ジョン・ウー×チョウ・ユンファの真骨頂。男の友情、悲恋、ガンアクション、教会、鳩。総てがここにある。これを見ずして何を見る!カッコいいとはこういうこと!香港ノワールの代名詞!
89年香港。チープな作りでありながら、ドラマティックで鮮烈。考え抜かれた構図に誇張された芝居ド派手なアクション。そりゃあハリウッドに招聘されたのも納得の作品。周潤發のフェロモン駄々漏れの男ったらしぶりがひたすらカッコいい。また立場を捨てて彼に殉ずる男たちが涙を絞る。香港悪役商会もいい仕事をしていて大満足。見ずには死ねない一作。呉宇森の総てが詰まっている。
Bondrake

Bondrakeの感想・評価

4.8
ジョン・ウーの最高傑作! 銃撃アクション、友情、愛、哀しき物語、ジョン・ウーの良いところ全てが最高潮に達した状態で詰まっています。
内容は、殺し屋ジェフリーが仕事の最中にある一人の女性を誤って失明寸前にさせてしまい、その女性に惹かれていき...といったもの。
これぞジョン・ウーといった演出満載で、とにかく最高過ぎます。
一歩間違えたらしらけるようなものを、ジョン・ウー様は痺れるほどカッコよく私たちに見せつけてきます。
とにかく最初から最後まで熱いんです。
教会で二丁銃乱射。
良いです。話も良いです。
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