ゆうか

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18 ロイヤル・オペラ「白鳥の湖」のゆうかのレビュー・感想・評価

4.1
初のシネマビューイング。最終日に滑り込みで見てきました。

まず、作品の内容とは関係ないですが、シネマで見ると、動きがぶれて慣れるまでとても見づらかったです。
最新作を恵まれたキャスティングで見られるのは素晴らしいですが、ちょっと見にくいなあと思いました。

古典バレエの王道「白鳥の湖」の英国ロイヤルバレエ新演出版。
めっちゃ満足度の高い内容でした。
オデット・オディールを演じたマリアネラヌニェスは、筋肉が目立つ鍛え抜かれた身体から繰り出されるのは、抑制された優雅な動き。完全に体をコントロールしきっていて、ロイヤルバレエのプリンシパルのものすごさを感じました。
同じくプリシンパルの高田茜さんは王子の妹役の一人を演じていましたが、日本人の欲目とか一切なく、たおやかで上半身の動き柔らかくありつつも、切れのある動きで、美しかったです。
コールドの美しさは、マリインスキー の方が美しいと思いましたが、演出(各国花嫁とお付きの人たちが明確に別れていたのはわかりやすくて良かった)、衣装の美しさ等含めて、素晴らしい出来だと思いました。
最後の仲間の白鳥たちが力を合わせて。。。のくだりは、初めて見た演出で驚きました。
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