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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。のMoviePANDAのレビュー・感想・評価

3.4
『Memories🎈-記憶の呪縛-』

いつぞやのニューヨーク・タイムズの記事に、こんな記事がありました。「大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている」ちなみに男性の場合は13~16歳の間に聞いた音楽、女性の場合は男性より少し早い11~14歳の時に聞いた音楽の影響が大きいのだそうです。平均すると13~4歳の時に聞いていた音楽が最も好きな音楽になるという事になります。ちなみにボクがサザンにハマったのが中2の時ですから、“まさしく”であります🎵☝️✨

さて、昨今の2作完結モノとしては異例の間2年空き‼️ただこの作品に関しては今回、そのタイミングこそが絶妙だなと思いました🙇 それは何故かと申しますと... この続編では前作から実に27年の時が経過している⌚️ だからか、主人公達ルーザーズクラブの面々もあの頃の記憶が薄れていて... まあ、どうやら記憶の薄れは経年のせいだけではないようなのですが、いずれにしても彼等になるべく近い状態でこの完結編を迎えたいと思い直し、あえておさらいをせずに劇場鑑賞に臨んだわけであります❗️🏃💨

そしたら、それが今回は非常に良かった✨ 追体験的感覚とでも言いましょうか、まさに彼等の一員となったかの様な感覚。前作は結局劇場で観て以来観直していなかったので、忘れていた事が断片的に思い出される感覚を共有出来たかの様でした。

ただ...
169分あるだけに時間の使い方は良くも悪くも贅沢。いや、結果構えていた程は長さを感じなかったものの、最終決戦はちと長ぁ~く感じたかな😌 あと、ひとりひとりへのスポットの当て方も同様に。前作同様のストーリーテリングであったものの、そこもやはり長く感じたのは確か。結局行き着く恐怖描写がパターン化してしまっていて、前作で感じられた“恐怖感”というホラー鑑賞において当然求められる重要項が欠けてしまってる。笑いと恐怖は紙一重と言いますが、実は劇中何度か笑ってしまいましたからねw😅 ちょっと前作以上に過剰、そしてヤリ過ぎw そういう所でいうと、呪怨と一緒か⁉️ 円卓のシーンは最高でしたが、まぁでもやはりホラーとしては前作の方が数段上でしたね。ってか、今作はホラーというより...ねぇ... まあ、そこは皆様ご自分の目でお確かめください🎦👀

でもやっぱり、“仲間”であったり、“絆”であったり、“約束”であったりという要素には胸熱にさせられましたし、ここだけの話ホロリともさせられました😿 あとここで冒頭の話題に戻りますが、人格形成において“その時代”の経験であったり、出来事というのは、とても重要なものなんだと思います。事実、自身の性格であったり、趣味嗜好というのはやはり中高生の頃からほとんど変わってねぇなぁって気も最近してましたしね🐼

でも、そんな風に思ってた現在(いま)だからこそ、その記憶に潜む呪縛に団結して挑む姿に色々と熱くさせられた事だけは素直に認めます❗️あと余談なんですが、ボクの観た上映回、初日なのに580人鑑賞出来るスクリーンにたったの4人💦しかも、他のお客さんがすっごく前の方に座ったもんだから、後ろ寄りのど真ん中で貸し切り気分で観れたのはうれしかったものの、色々と心配になったぞ新潟ぁ~‼️
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