Arclight ShermanOaksにて鑑賞。
まぁ酷いものですね。
そもそもオリジナルのTVミニシリーズも
全然良いとは言える出来ではないですが
ペニーワイズ役のティム・カリーの演技は
かなり怖いものに仕上がっていて
思い出補正ということで何度か観たことありますが、
やはり結構よくある意見としては
前半の子供時代は面白いけど
後半の大人になってから面白くない
と言うのを聞きますが
リメイクも同じ感じになったと思います。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』はまぁまぁ面白い出来になっていて
80年代の流行にうまく乗っかって成功しましたし、ビル・スカルスガルトのペニーワイズもティム・カリーに負けない出来でした。
でも
今作『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は
あまりにも長く、子供時代にあったチャームも皆無で、ホラーシーンもCGに頼り切りせっかくビル・スカルスガルトのような素晴らしいパフォーマーがいるのにCGで台無しにした感丸出しです。
そもそもオリジナルと原作から
後半が長々しく映像化するには面白くないのはすでにわかっていたこと。
どうせリメイクするなら色々変えてみたら面白かったのに
原作ファンのために作ってしまった感もあります。
良かったシーンは１つか２つしか浮かびません。
まぁ何よりも邦題が1番酷いですよね。
この邦題好きだって言う人に会ってみたい。
