神と人との間の作品情報・感想・評価

「神と人との間」に投稿された感想・評価

miyagi

miyagiの感想・評価

2.0
何が神と人との間なのか一ミリもわからなかった。
変態ブラックコメディ。
役者陣が名うての名士たちなので、多少期待したがあっさり裏切られた。

「やったー!お父さん死んじゃった」これ言いたかっただけやろ。

谷崎潤一郎に失礼。
m

mの感想・評価

1.1
本当になんでこんなもの観てしまったんだろうという感じ。皮肉を効かせたつもりの人間観はただただ浅はかで、詰まらない。正直これで脱いだ女優達は気の毒だと思う。
渋川清彦がイメージと真逆の役を上手くやっている事だけが良かった。

ラストシーンもひたすら浅はかだった。
Keengoo

Keengooの感想・評価

1.8
意味がわからなすぎて途中で飽きた。
頑張って最後まで観たのに何もなくて損した。
弱すぎる。
akrutm

akrutmの感想・評価

3.3
TANIZAKI TRIBUTE の第1弾として発表された、谷崎潤一郎の小説『神と人との間』の映画化作品。この小説は、谷崎潤一郎が妻千代子を佐藤春夫に譲渡するという、有名な細君譲渡事件をネタにしていて、医者の穂積は佐藤、添田は谷崎、朝子は千代子がそれぞれモデルであるのは間違いない。

全体的に俳優の演技がいかにも芝居のようなわざとらしさを感じてしまうともに、今どきの流行りなのか、どこか冷めたような、斜に見るような演技が好きになれなかった。内容にふさわしくない、ほのぼのとした曲が時々流れるのも、そのような感じを増長させていてイマイチ。映画では設定が現代になっているにもかかわらず、添田の家が昭和の雰囲気の感じだったりと、チグハグさも興ざめだった。カープの野球帽をかぶった医者という風貌も、何かがズレている感じ。これらは内田英治監督が意図的にやっているのかしれないが、そうだとしたら、そのセンスが私には合わなかった。

そしてなんと言っても、谷崎の小説にあるような嗜虐的な、マゾヒスティックな感じがほとんど出ていなかったのが残念である。映画の最後のほうになって、ようやく仄かにマゾヒスティックな香りがしたが、いかんせん結末の描き方も中途半端だった。なぜ穂積があのような決断をしたのかが、映画を見るだけではよくわからないと思う。映画を見て気になった人は、小説を読んでみるとよい。結局、私の敬愛する谷崎のトリビュート作品としてはがっかりするほど物足りなかった。
かなた

かなたの感想・評価

3.5
あまりみないタイプの渋川さん。医者だし。

序盤のややモジモジした添田くん
医者の穂積くん
中の人が内田さんで美人の朝子さん

始めのほう、朝子さんへの気持ちについて話す添田くん、絶対穂積くんがすきだと思ったんですけど…
朝子さんに穂積くん取られたくなくて、朝子さんがすきだとか言っちゃう…
自分の気持ち言えないから、朝子さんをダシに穂積くんに会おうとする添田くん…
BLの見過ぎか…

いちご畑でキスする渋川さんが
流石の渋川さんでイケイケオジでした。
AKIRA

AKIRAの感想・評価

3.2
キャスティング←最高レベル

感情移入度←最低レベル
takashi

takashiの感想・評価

-
谷崎トリビュート

しなくて良いんじゃない?
エロくもないし面白くもない。演出がアホみたいに酷い内容になっている。
お話の筋書はわかるんだけど、印象に残らない。そして変態にもなり切れていないのが切ない。
深い話じゃね?と押しつけがましいのが鼻についた。
M.K.

M.K.の感想・評価

2.5
屈折した愛情みたいなものに触れたくてみたのだけど、理解までは出来なかった…愛し合っていたはずの二人が友情?を優先して恋人を友人に譲ったことから始まる悲喜劇。原作未読なので映画のみの感想。

俯瞰するのか誰かの立場でこの顛末を観るのか、そんな寄り添う対象ごとに見方が変わるのかな、なんて観終わったあとに思った。

友情を優先してみせた、人格者気取りの未練タラタラ失恋男

友人の純愛を、おもちゃ感覚で取り上げて弄ぶダメ男

裏切った男の、今さらな正義感と信じてやまない純潔を楽しむ女

そんな男たちの、押し付けがましい愛情がおよそ嫌いだったであろう娘

なんにしてもそれぞれの想いは悲劇?

でも交錯した愛情や恨み妬みは、やっぱり引いて観れば喜劇なのかもしれない。

…なんとなくジムノペディの「恋は喜劇の」歌詞を思い出した。

「愛を汚したものはみな綺麗」
「だとすれば もう世の恋は喜劇」

「恋は喜劇あなたには悲劇 」
根本的に不愉快だったブラックコメディ

・感想

この映画は特集上映『TANIZAKI TRIBUTE』の第1弾として上映されていた作品で、『ダブルミンツ』や『下衆の愛』といった作品を手掛けている内田英治監督の作品ということで観賞しました。

映画は女優さんの濡れ場や胸の露出があるのでエロティックものなのだが、結論としてはラブストーリーにもコメディにもサスペンスにもとれる作品。

原案は谷崎潤一郎が『細君譲渡事件』を題材にした中編『神と人との間』を基にした作品で、結構濃厚な内容である一方で、主人公の穂積がいかにしてヒロインの朝子が添田と結婚しても一途に思っていたり、朝子が添田が最低な人間であるにも関わらず愛そうとしていたりとなかなか登場人物に肩入れしにくそうな描写が多い。

そしてなんといっても、衝撃的なシーンが印象的だった。まず、後半あたりで添田の悪友たちが家を飛び出して下着姿ではしゃぐシーンがとても面白い。商業映画なのでそんなに全裸ではしゃぐことは出来なかったんだろうと思うけど、滑稽さがあって好感がありました。それで中盤に添田と穂積がいる前で幹子が男と上阪神下着姿で唇を重ねるシーンも結構ドキッとしました。原作は未読なので分からないのですが、もしこれが原作に描かれていたら幹子ヤバイなぁと。

ただ、時代設定が2010年代っぽいのに殆どの登場人物の服装が70年代か80年代感があり、田舎町での穂積の家や幹子?の家のセットなんかはいいとして、添田の家が若干今っぽくないのは少しだけ違和感があった。

あと、敢えて言うとしたらオリジナルキャラである編集者の聖美は登場人物たちを遠くから見ている第三者の役どころではあるんだけど、出来ればラストで穂積たちの輪の中に介入してくれたら原作とは違う一捻りあるオリジナルのラストができたのではないかと。

まあ、とにかくラストシーンはなんといっても後味が悪かったです。少なくとも添田と朝子の娘である峰子の登場シーンは比較的に少なかったのですが、朝子が泣き叫んでいる裏で外で「やったー!やったー!」って身近な人の不幸を喜んでいる姿はかなり気味が悪かったのでじわじわ来ました。ブラックコメディとはいえ、劇中ではほがらかなBGMに対してエンドロールが悲観的な音楽を流すという良い意味での違和感も素晴らしいものでした。ただ峰子の描写が少なかったのでなんでそんなに「やったー!やったー!」って喜べるのかが理解し難いところではあった。


他にも『TANIZAKI TRIBUTE』として『7s セブンス』『青の帰り道』の藤井道人監督のスリラー『悪魔』や『桜ノ雨』『天使のいる図書館』のウエダアツシ監督のコメディ『富美子の足』も余裕があれば観てみようかと思います。
>|