俳優とコンセプト、映像技術はとても良かったけど、全体の「儒教・道徳・理想」のテーマに、私は感情移入しきれなかった。
周りに貢献する理由がお金のためじゃだめ?混沌とした生活の中で幼い子が一家心中をしようとすることが大罪?そこまで追い詰められた小学生くらいの幼い子を一体誰が責められるのか?だいたいこの世の中、一回も間違いを犯さない人がどこにいるのか?(ウソや怠惰までも「間違い」ならば)
というような気持ちになった。
本当に道徳の教科書に書かれているような絵に書いた完璧な人でなければ、あの関門を突破し続けることはできないと思う。
けれど、三人の使者の演技はかなり良かったです。