トモ

神と共に 第一章:罪と罰のトモのレビュー・感想・評価

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)
3.8
とっても微妙でレビュー書くか迷ったけど第2章も観るかもしれないので、笑

ざっくり言うととっても良い人そうな消防士の主人公(だと思ってた…)が救助中の事故で転落死して、冥界の三人の使者(恐らくこちらが主人公)と転生のために7つの地獄の裁判〈殺人、怠惰、嘘、不義、裏切り、暴力、天倫〉を通過していくお話

最初は自分が死んだことすら理解できていない主人公がとにかく母親に会いたいと言う、そして使者の三人はとにかくこの主人公を転生させるために無事に導きたい

あっさり行けると思ったのにうまくいかない、何故?という流れ

この2つが伏線となり特に関連はないが(笑)交わっていくことになります

韓国作品の「オモニー!オンマー!」は何故かそれだけで泣けます、笑

ぶっちゃけて言うと序盤は本当にかったるく、途中退場レベル(かといって最後に圧倒的どんでん返しがある訳でもないけど…)だった

最初の殺人の裁判で消防士の間接的殺人を問う場面、そこからいちいち細かく裁いていくの?!とか、使者が切り離されたイカダを止めて弁解するチープなシーン等々

設定は奇想天外なファンタジー、ストーリーはまさかの感動の家族愛、しかしうまく混じりあってない感じ

ただその2つを切り離してみると一方は韓国の感動物語だし、一方は映像素敵少々グロいアクションファンタジー、しかもちらほら表れる使者の過去のシーンが物凄く気になる、そして両方が交わりながら全体として明らかになってゆく謎

特別面白いと感じなかったこの作品(笑)だけど考え方によってはただ自分がこの世界観に慣れていないだけかも、もしかしたらこの先ハマるかも(笑)、ということで第2章も観てみようかと

キャラクターは個性出ててとても好き、だけど主人公の使者(ハ・ジョンウ)が途中から渋めの大鶴義丹さんに見えて見えて仕方なかった

第2章「因と縁」ではマ・ドンソクも登場します

楽しみ?笑
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