画の派手さは無く詐欺自体のハラハラするストーリー展開もないが、騙した側/騙される側の思惑、加害者家族の顛末、それぞれの心情の描かれ方が面白かった。
字幕はねずみ講だったけど英語でポンジスキームって言ってましたね。とある界隈で最近話題になってるやつ。
家族を守るためと思っていた行動が結果、家族を貶めて行くという構造はなんとも救いようがない。被害者である投資家達についても、バーニーに言わせてみれば金が欲しい一心で中身もよく考えず勝手に預けてきた輩にすぎない、っていうのは、そうじゃないんだけどそうなんだよな...と。モヤっと考えさせられる。
プロットが工夫されていて時系列がいったりきたり、シーンごとの音楽の使い方や豪華なパーティシーンがちょこちょこあって飽きずに観れた。眠いかも、、ってタイミングでイイ感じにノリノリの音楽がくるのはよかった笑